入札時必要書類不備による無効入札が多くなっています

民事執行法改正(2020年4月1日施行)により、暴力団員等が競売物件の買受人となることが制限されたため、競売物件の入札における提出書類が変更となりました。それに伴い、無効となってしまう入札が増えていますのでご注意ください。特に、陳述書は提出しているものの、自己の入札であるにもかかわらず誤って「自己の計算において当法人に買受けの申出をさせようとする者の入札」である旨の欄にマークをして無効となるケース、提出する役員名簿に全ての役員が記載されておらず無効となるケースなどが散見されます。また、これらに関係して、開札期日の終了時間が通常よりも30分から1時間程度遅くなっています。